こんにちは、じょんそんです。
今回は英語スキルを構成する5つのスキルの一つ「ボキャブラリー」とその学習法について説明していきます。
5つのスキルについてまだ読んでない方は、先に下の記事を読んでいただけるともっと理解しやすくなるので一度目を通してみてください^^
それでは行ってみましょう!
英語学習を構成する5つのスキル(前回の復習)
それではまず、前回記事の復習です!
英語を構成する5つのスキルは
- ボキャブラリー(単語の知識量)←最初に取り組む
- 文法
- 読み取り(リーディング)
- 聞き取り(リスニング)
- 話す力(スピーキング)
でしたね^^
それではボキャブラリーの重要性と失敗しない学習法についてご紹介していきます!
ボキャブラリー(単語)の重要性
ボキャブラリーがどれほど重要なのかお話したいと思います。
英語学習において一番最初に取り組むべきなのは「ボキャブラリーの強化」です。
テストの選択問題が全て知らない単語だったとしましょう。どんな天才でも、単語を知らない限りはいくら考えても解けません。ボキャブラリー不足は他のスキルでは補えないんですね^^
ボキャブラリーを制覇するためには 2 点を意識します。
- 引き出し(単語数)を増やす
- 単語を見たときにぱっと意味が出てくるまで繰り返す
それでは次に、最強の勉強法をご紹介します。
勉強法
結論から、ボキャブラリーは以下の手順に沿って進めます。
- 単語帳を入手(必ず一冊だけ)
- 単語をノートに書き写す
- 前回分の復習をしてから新しい単語に取り組む
- 全単語終えたら自分でテストする(抜けている単語を選定する)
- 抜けていた単語のみを繰り返す
ここで飛んできそうな声が「わざわざ書きこむのは非効率では?」という意見です。
もちろん、読んで進めていく方が同じ時間に触れる単語数は圧倒的に多いです。特に忙しい人にとっては、わざわざノートに書くのは非常に効率が悪く思えるでしょう。
しかし、長い目で見ると「一語ずつノートに書きこむ」のが最も効率が良いです。
ノートに書き込むことのメリットとして、主に以下の 3 つがあげられます。
- 読み流す癖をなくせる
- 復習の効率が上がる
- スペルが覚えられる(ライティングテストの対策に効果的)
読んで覚えることの最大のデメリットとして、「やった気になる」ということがあげられます。
人の記憶には限界があり、1日で単語帳を10ページ進めたとしても、最後の3ページは読み流していたりします。
人間の集中力って案外続かないんですよね。単語帳を 5 ページ進めたとしても、最後の方は気付かないうちに読み流していたりします。
ページが進むと達成感はあるかもしれませんが、実際は頭に入っていないというリスクがあります。効率よく学習が出来ていると勘違いしてしまうのです。
一方で、『1 単語を 10 回書く』というように決めて進めれば、すべての単語を均等に覚えることができます。
また、自分の字は最も見慣れた形であるため、ノートに書き込んだ単語を見て復習した方が頭に入りやすいです。
少し長くなりましたが、とても重要なので説明させていただきました^^
では、勉強法をステップごとに見ていきましょう。
1. 単語帳を入手(一度に取り組むのは必ず1冊だけ)
目的とレベルに合った単語帳を入手しましょう。
以下の単語帳はレベルごとに分けられているのでおすすめです^^
スコア | 500 | 600 | 800 | 990 |
---|---|---|---|---|
TOEIC | キクタンTOEIC 500 | キクタンTOEIC 600 | キクタンTOEIC 800 | キクタンTOEIC 990 |
レベル | 3級 | 準2級 | 2級 | 準1級 | 1級 |
---|---|---|---|---|---|
英検 | 英検3級 でる順パス単 | 英検準2級 でる順パス単 | 英検2級 でる順パス単 | 英検準1級 でる順パス単 | 英検1級 でる順パス単 |
気を付けたいのは、一度に取り組む単語帳は1冊のみという事です。
必ず目標スコアのものを終えてから次のスコアにレベルアップしましょう。これは復習の管理が面倒になってしまうからです。
2. 単語をノートに書き写す
文字通り、単語を一つ一つノートに書き写します。
おすすめのやり方は
- 英単語 = 意味を書く
- 英単語を10回書く
これを1単語1セットにして、例えば、平日は 10 ページ、休日は 20 ページなど自分が取り組める範囲で進めます(時間ではなくページで決めましょう)。
きれいに書く必要ありません。自分が読める字で書きましょう。
また、キクタンなどの単語帳は品詞別にまとめられていますが、気にせずページ順に進めましょう。
3. 前回分の復習をしてから新しい単語に取り組む
前日に10ページ進めたとしたら、その10ページの復習をしてから、新しいページに進みます。
復習時には1単語= 3 回~ 5 回は書きましょう。
前日の 10 ページ(復習)+ 当日の 10 ページ
これを毎日繰り返して、復習のもれを防ぎます。
また、電車などで単語を見返して復習する時は、ノートに書くメリットを最大限に活かす為に、単語帳ではなくノートを見返すことをお勧めします。
- 前日の復習を行う(各単語 3 回~ 5 回書く)
- 当日分のページを進める(各単語 10 回書く)
- 1~2を毎日繰り返す
4. 全単語終えたら自分でテストする(抜けている単語を選定する)
一通り全ページ終えたら、テストに入ります。
テストに使用するのは①赤シート(または紙)と②単語帳です。
ライティングテストの対策が必要な場合を除き、スペルの確認は不要です。
赤シート(または紙)で日本語の意味を隠して、単語の意味が分かるかチェックしていきます。
ここで重要なのが、分からなかった単語を選別することです。既に覚えた単語にこれ以上時間を割く必要はないからです。また、ぱっと出てこなかった単語も分からなかった単語として含めます。
特に抵抗が無ければ、単語帳の単語の隣に直接チェックして、覚えた単語、覚えていない単語を区別していきます。
僕は覚えた方の単語の隣に〇を付けて、クリアしていく感覚を楽しみながら進めていました。
- 赤シート(または紙)で日本語の意味を隠す。
- 分からなかった単語(ぱっと出てこなかった単語も含む)を選別して単語帳にチェックしていく
5. 抜けていた単語のみを繰り返す
「ステップ4」で抜けていた単語(覚えていなかった単語)だけに絞って、「2」~「4」のステップを繰り返します。
8~9割程度の単語をクリアしたら、目標レベルのボキャブラリーは十分に習得できているはずです。
全て覚えるに越したことはないのですが、そこに拘りすぎてしまうと、単語マスターで終わってしまいます。ボキャブラリーに時間を割きすぎることは避けましょう。
それに、文法やリーディングの勉強を進めていくうちに覚えきれなかった単語に必ず再会します(笑) その都度復習していきましょう^^
ボキャブラリーの基礎が出来たら次のステップ(文法)に進みましょう!!
- 「ステップ4」で抜けていた単語をステップ 2 ~ 4 の用途で繰り返す
- クリアした単語が8~9割になったら文法の学習に進む
さいごに
いかがでしたか?
今日はボキャブラリーの重要性と学習法についてお話しました。
- 単語帳を入手(必ず一冊だけ)
- 単語をノートに書き写す
- 前回分の復習をしてから新しい単語に取り組む
- 全単語終えたら自分でテストする(抜けている単語を選定する)
- 抜けていた単語のみを繰り返す
今日お伝えした英単語学習にしっかりと取り組めば「英語を構成する5スキル」の一つはクリアしたことになります^^
ボキャブラリーは英語の基盤になります。ここを甘く見るとかえって遠回りになってしまいます。
是非この記事を参考にして、効率的な学習にお役立てください^^
質問などあればコメントの方お願いいたします!
それでは、ごきげんよう!
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